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ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
- 1 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:17:49.79 ID:tTKDV0Ix0
- 誰も立てないから立てた
長編投下の際の注意
・超長編(もしくはSS職人)の場合はコテトリ付けようっ! でも住人の空気もよく読まないとだめにょろよ?
・前の文章とレスが離れてしまう場合は、文頭に安価つけてくださぁいですぅ……あの、お茶どうですかぁ?
・基本はお題フリーです。しかし、主に恋愛系(特にハルヒ)が人気の様ですよ。フフフ、僕とキョンたんの恋愛話も大歓迎ですよマッガーレ
・当初の題目は「キョン×ハルヒ」結婚ネタ……けど、今はほとんど皆無。別に時事ネタでなくてもいい…気にしないで
・キョン君、過度な性的描写はやめようね〜、タンスにエロビデ隠してるのハルにゃんに言っちゃうよ
・台詞や呼称等もその人物にとって違和感がないようにしてくれたまえ!もし不安であればまとめ等で確認することだな
・1レスには最大30行、全角で2048文字まで入るのね。文章構成の参考にして欲しいのね
・要するに気楽に投下してくれ。メモ帳にまとめて投下、ってのがお勧めだな
・次スレは950を踏んだヤツが立てれば立ててくれ!無理なら他のヤツらに頼むってのもありだな…すまん!ごゆっくり〜
・自分で投下した長編はなるべく自分で編集すること、わかった!?
・それじゃ、さっさと投下しなさいっ! いい? あたしを退屈させたら死刑だからねっ!
DAT保管庫. http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/
まとめサイト http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip
DATうpろだ http://www.uploader.jp/home/harussdat/
雑談所(避難所) http://yy42.60.kg/haruhizatudan/
携帯用. http://same.u.la/test/p.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/
- 2 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:22:32.29 ID:0vlAzGBzO
- >>2じゃなかったら何かする
- 3 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:25:51.35 ID:yM0ztTA10
- ====================
業務連絡
====================
まとめwikiの管理人さんが多忙の為、まとめ作業が遅れます。
せめて長編だけでも負担にならないように、SS作者は自分でまとめていきましょう。
また、SS作者の方で自分ではまとめるスキルがない、携帯だからまとめられない、
夜間はwikiが重くて編集出来ないと言う方は
まとめ要請とまとめ人たちの報告スレッド
http://yy42.60.kg/test/read.cgi/haruhizatudan/1153863162/ PC用
http://same.u.la/test/r.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/1153863162/ 携帯用
にまとめ要請を書き込んでください。
まとめ要請がないと、まとめボランティアの人たちも手出しは出来ません。
管理人さんの負担を減らす為にも是非よろしくお願いします。
- 4 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:26:36.66 ID:AEUrY/fuO
- >>1>>3乙
- 5 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:28:42.62 ID:D9E/Suib0
- 乙
- 6 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:29:13.33 ID:8GcG7Hr90
- 乙!
- 7 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:29:31.56 ID:yM0ztTA10
- さてそいじゃ投下しょましょかね。
- 8 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:29:35.16 ID:HuN1YekG0
- >>1乙!
- 9 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:29:48.88 ID:yM0ztTA10
- しょましょて何だwwww
- 10 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:30:19.04 ID:tTKDV0Ix0
- >>3
忘れてた サンクス
- 11 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:31:19.74 ID:HuN1YekG0
- >>7
wktk
- 12 :魔法少女フェアリーユキ(後編) ◆Etq65eJh4c :2007/02/22(木) 19:32:31.87 ID:yM0ztTA10
- 「ふっふっふっふ。ユキ。今日こそこの町内はわが手中に落ちるのだ」
ひゃっひゃっひゃと笑いながら、悪役の彼女は一歩、また一歩と歩みを進める。
「わたしは、負けない」
ユキがキッと表情を引きしめて、にじり寄る長髪の魔女に対峙した。
「はいっ! カット!」
ポンポンと、監督がメガホンを叩いて合図をする。
「有希! とってもいい演技だったわ! これは本当に、文化祭でのみくるちゃんの立場も危
ういわねぇ」
半目で流し目を送る監督に、去年はカメラを向けられる側だった朝比奈さんがわずかに震
えた。
「えっ。えぇぇ〜っ」
朝比奈さんはしょんぼりしてうつむいた。……あれ。残念なのかな。あれだけやりづらそ
うに戦うウェイトレスをしていたのに。
「鶴屋さんも急に呼んじゃってごめんねっ! 去年に引き続き素晴らしい助演女優っぷりよ!」
親指を立てる涼宮さんに、黒服魔女姿の先輩。鶴屋さんは、
「いやいやっ! 最っ高だよっ! たーのしーったらないねっ。有希っこカワイイしさっ!」
魔法少女ルックの長門さんの髪をくしゃっと撫でて、頬を寄せた。……心なしか、長門さん
が少しだけ照れているように見える。
「しっかし。ハルヒの思いつきもついにここまで来たか」
隣で彼が肩をすくめる。そう言う割には、口元が半分笑ってますよ。
「ここでCMにつながるわけよ! っくぅ〜っ! われながら完璧な引きだわっ!」
今日も絶好調の僕らが団長、涼宮さんは晴天の空の下で元気よく言った。
- 13 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:33:39.96 ID:AEUrY/fuO
- 支援
- 14 :魔法少女フェアリーユキ(後編) ◆Etq65eJh4c :2007/02/22(木) 19:33:47.01 ID:yM0ztTA10
-
結局。僕の願いもむなしく、文化祭に先駆けたプレ・スピンオフムービーという形で魔法
少女フェアリーユキの撮影敢行は決定されてしまった。……ふう。いつもの涼宮さんの決定は、
僕も自分なりに楽しんできたけれど。映画の時に続いてスポットライトを当てられる番になっ
てしまった。
「やれやれ」
僕は不意に届いた声に顔を上げた。彼が不敵に笑っている……。
「そんな顔してたぜ。だから代わりに言ってやった」
「おや」
ばれてました。つき合いが長いとこういうこともある。僕はそれを嫌だとは思わないし、む
しろこの団全体の関係も含めて、満足している。
「キョンー、荷物袋持ってきてちょうだい」
「ん。おう、今行く」
肩越しに振り向いて涼宮さんに返事をし、彼は一度僕に笑いかけてから歩き出した。
「……」
ふと気配を感じて僕も振り向いた。見ると、何時の間にか長門さんが僕の傍にいた。
「五分休憩」
そういって公園の芝にすとっと腰を下ろす。僕は長門さんをあらためて眺める。
フェアリーユキの衣装は、結局機関に協力してもらって破格とも言えるくらいの値段で用意
することができた。聞いた覚えも、伝えた覚えもないのに、なぜか長門さんの体形にぴったり
と合っている羽のような生地を組み合わせた衣装は、彼女の涼やかな横顔ともぴったりだった。
あのアニメーションの主人公が、違和感なく画面から飛び出してここにいる。そう思えるく
らいに。長門さんのもともと持っている雰囲気も、幻想的な衣装と不思議にマッチしている。
- 15 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:34:22.39 ID:HuN1YekG0
- 支援
- 16 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:34:49.85 ID:AEUrY/fuO
- 支援
- 17 :魔法少女フェアリーユキ(後編) ◆Etq65eJh4c :2007/02/22(木) 19:34:53.96 ID:yM0ztTA10
- 「……?」
ふと彼女がこちらを向き、もの問いたげな目を向けた。僕はあわてて首を振る。
「ごめんなさい。少しぼーっとしてたみたいです」
そう言って頭をかいた。
「……ここ」
長門さんは隣の芝を指差して言った。
「え?」
「すわって」
ふわっ、と春風が吹きぬけた。長門さんの衣装と、短めの髪が、風になびく。
「……失礼します」
少ししゃちほこばって、僕も隣に座った。
「……」
「……」
何時ものことだけれど、長門さんのほうから何か話をすることは、ほとんどない。あわてて
僕は話のとっかかりを探す。
「……あ。今日は晴れてよかったですね」
定型句にも程があった。何を今さら緊張しているんだろう。
- 18 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:35:02.62 ID:HuN1YekG0
- しえn
- 19 :魔法少女フェアリーユキ(後編) ◆Etq65eJh4c :2007/02/22(木) 19:35:54.42 ID:yM0ztTA10
- 「よかった」
長門さんはこくんと肯いた。
「……」
「……」
ふたたび無言が平行する。……あれ。普段はあまり苦労せずに話せるんだけど。今日に限っ
てうまくいかないのはどうしてだろう。
前を向くと、暖かな山あいの公園を色んな人たちが歩いている。誰もが楽しそうにしている
風景は、どこか気持ちまで温かくなるようだった。
「衣装」
「は、はい?」
突然、長門さんが僕を元の場所に引きもどす。横を見ると、長門さんは肩の淡い生地と髪を
風に遊ばせながら、
「あってる?」
あってる? ……どういう意味だろう。サイズはぴったりだけど。
「丁度いい大きさだったようで僕も一安心です」
つい、当たり障りのない言葉で間をつないでしまう。
「……」
長門さんは何も言わなかった。
「古泉くん! 有希! 出番よ!」
涼宮さんの声がした。僕たちは立ち上がって、監督の指示に従うために歩き出した。
- 20 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:36:01.56 ID:HuN1YekG0
- 支援
- 21 :魔法少女フェアリーユキ(後編) ◆Etq65eJh4c :2007/02/22(木) 19:37:31.50 ID:yM0ztTA10
-
「それじゃみんな! 準備はいい?」
このシーンは、鶴屋さん扮するライバル魔女にユキが追いつめられ、危機に陥ったところに
僕が現れてユキを救う、という、ありがちすぎて恥ずかしくなるくらいの場面だ。せめて、彼
みたいにレフ板を持つ役だったら肩の荷もかなり軽くなるのに。
場所は公園の丘のすそ。けっこうな落差になっていて、逃げ場がない雰囲気が一目で分かる。
「スリー、トゥー、ワン!」
キュー。
鶴屋さんはもうすっかり役になりきっていて、演技とは思えないくらいにいじましい笑みを
浮かべてユキを追いつめる。
「ひぃっひっひっひ。ユキ、もう逃がしゃしないよ。あんたともこれでお別れだ。せめてあの
世でいいユメ見るんだね」
ユキはこの場面では魔法の力を封じ込められているという設定だった。だから、衣装を着て
いるだけであとは普通の子と変わりない。
ユキは半歩ずつ後ずさる。もう少しで僕が登場することになっている。大魔法の杖を振って
ユキに新たな力を授ける、というのが筋書きだ。
長門さんも、彼女なりに演技をしているようだった。心なしか、目の端がゆるやかになって
見える。
鶴屋さんが杖を持った片手を挙げる。
ふたたび涼宮さんの無言のキューサインが出て、僕は画面にフレームインする。
- 22 :愛のVIP戦士:2007/02/22(木) 19:38:14.87 ID:HuN1YekG0
- しえn
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